カラーの色落ちはデメリット?色落ちのメリットを探る!
「カラーの色落ち」と聞くと皆さんどんな印象を持つでしょうか?
おそらく大半の人はデメリットと思うでしょう。
せっかく染めたカラーがだんだん落ちていくのなんて誰の目にもいいこととはうつりません。
しかし、色落ちすることは決してデメリットだけではないです。
色落ちすることのメリット
色の変化を楽しむ
カラーは色落ちするごとに色が変化していきます。
理想的なのは色落ちした状態が綺麗なベージュ系になることです。
ベージュ系は柔らかい印象、さらにアッシュ系やピンク系など他のカラーにする際もしっかり染めることが可能です。
白い紙に絵を描くような感じで黄色や赤色の紙に絵を書こうとしてもなかなか思う通りの色が出ないのと同じです。
そのベージュにたどり着くまでもカラーはいろんな変化をします。
例えば、ブルーブラック→グレージュ→ベージュと色が落ちていけば3段階で楽しむことができます。
特にブリーチをした髪は色落ちが顕著なので色落ちでの楽しみは普通のカラーより多いとも言えます。
髪のメラニン色素を調整して理想のカラーへ近づける
日本人の髪の毛は髪を黒く見せているメラニン色素が赤(もしくは赤よりのオレンジ)である方が多くこの赤色が強いと特にアッシュ系が染まりづらいです。(逆に赤やピンク系は染まりやすい)
この赤色のメラニン色素を消すためにその反対色であるマット系を使いますがこの色が落ちてくれないと綺麗なアッシュ系には染まりません。
一度のカラーだけでは目標のカラーに近づけるのは難しいこともありそのために色落ちをあえて利用するわけです。
1度目のカラーでメラニンの赤みを削る→赤みが取れ色が抜けたところにアッシュ系を染める。
こうした色落ちもしっかり利用することで理想のカラーにすることができます。
まとめ 色落ちもうまく利用すればカラーを楽しめる!
カラーの色落ちはマイナスのイメージがありますがそれも利用の仕方次第です!
色落ちまでしっかりと計算したカラーはいつ見ても美しいものです。
そのためにも長期的なカラーの計画は欠かせません。
少しでも気になることがあればいつでもご相談受け付けておりますのでお問い合わせください!