美容師に多い病気や怪我とは?代表的なもの4つとその原因。
カープ美容師+ノマドワーカーを目指す西です!
ブログタイトルから何やら穏やかではないですが一見華やかに見える美容師の世界は経験者からすると楽な仕事では決してありません。(他の仕事もみんなそうだとは思いますが)
美容師がなりやすい病気と怪我を改めて見つめることで美容師がどんな職業なのかを知ってもらえればと思います。
美容師のなりやすい病気&怪我4選
1.手荒れ
一般の皆さんにも広く認知されてるのが「手荒れ」ではないでしょうか。
アシスタントにもなれば1日に10人以上シャンプーに入るということも珍しいことではありません。
シャンプーをする際は「お湯」「シャンプー剤」という手の保湿に必要な油分をとってしまう要素が多く、さらにシャンプーの後には髪の毛をドライヤーで乾かすため手は急速に乾燥します。
この流れが手荒れをさらに悪化させる原因です。
こまめな保湿や手袋を着用してのシャンプーなど対策が必要です。
僕個人としては少しの手荒れも自己流の治療にせずきちんと皮膚科に通うことをお勧めします。
手荒れで美容師をやめていった人たちも多く見てきたので美容院にはしっかりした対策をとってもらいたいですね。
2.腰痛
手荒れと並んで多いのがこの「腰痛」。
立ちっぱなしの仕事であることとシャンプーをする際に中腰の姿勢になることが多いので「椎間板ヘルニア」「ぎっくり腰」になる人が多いです。
一度なってしまうと非常に長期間治療を必要とする人が多く立ち仕事という性質上、腰痛が原因で美容師を断念する人も多いです。
普段からのトレーニングやストレッチ、早めの受診がお勧めです。
3.腱鞘炎
腱鞘炎はスタイリストがなりやすい病気です。
ハサミを開閉する動作がその原因です。
ハサミを握らないわけにはいかないのでこれも治りにく病気です。
こちらも普段からのマッサージなどで予防をすることが大事です。
4.うつ病
「えっ!?」と思われる方もいるかと思いますが実は「美容師がお店を辞めていく原因」で多いのがうつ病あるいはそれに近い精神病なのではないかと思っています。
主には職場の人たちとの人間関系、先ほど書いた手荒れ、腰痛、腱鞘炎などが長期間改善しないなどが原因です。
パワハラやセクハラで悩む人もいます。
こうなってしまうと今のお店で美容師を続けることが難しく他のお店に移るか辞めるという選択肢になってしまいます。
根本的な治療も必要なので精神科への受診も必要となります。
番外編 肥満
「立ちっぱなしなのになんで太るの?」
そう言われることが多いのですが美容師になってから太る人実は多いですww立っているだけではそこまでカロリーは消費しないのでw
「生活が不規則なため決まった時間にご飯を食べられない」
「短時間で食事をすませないといけないためお菓子などのカロリーの高いものを食べる」
これらが主な原因です。
肥満は色々な病気を引き起こします。
腰痛も体重が多ければなりやすいですし、インスタント物やお菓子ばかりを食べていると手荒れの悪化の原因にもなります。
食べるものはもちろんジムに通うなど体をケアすることも美容師には必要不可欠です。
まとめ 長期間症状が続く病気&怪我が多いのでケアは早めに!
美容師のなる病気や怪我は長期間にわたるものが非常に多いです。
「このくらい大丈夫だろう…」「まだ若いんだし…」
と決して過信せず早めの対策を常に心がけることが大事です!
慢性化している場合はしっかりとした治療期間を設けるなども必要です。
フリーランスなど時間に余裕を持てる働き方に変えて手荒れが改善したという人も多いので働き方の改善も視野に入れてみることもお勧めです!
リスクはどの仕事でもつきものですがしっかりとした対策をとることで改善できます。
何より身近に相談できる人を見つけておいてくださいね!
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