美容師って常に全力全開でやらなきゃダメなの?
プライベートも全て仕事に捧げるという風潮
常に頭の中は仕事のことでいっぱい
変な話ですが美容師という仕事ってなぜかいつも全力を求められるんですよね。
「プライベートも全て仕事のうち」
「休みの日も常に髪のこと考えて講習会へ行ったりするんだよ」
こう先輩たちに言われて美容師をやってきましたがその当時から違和感を抱いていました。
「プライベートまで仕事のこと考えてなきゃ本当にダメなの?ライブも行きたいし他の趣味も楽しみたいんだけどな…」
こういう考えを持つこと自体も悪みたいな感じでいましたが今考えれば趣味のために仕事にこだわらない人もいますし、
「美容師の考え方って極端すぎない?」
とずっと思っていました。
決して毎日全力で楽しく美容師をやっている人たちを批判する訳ではないありません。
ただ、生活のためや趣味のために仕事をしている人たちだっているわけですし同じスタンスで美容師をやったっていいと思うんです。
しかし、美容師は常に全開全身全霊みたいな風潮がいまだにあります。
それこそプライベートもご飯を食べる時間も寝る時間さえも削らないといけないみたいな。
仕事にがんじがらめになってしまう
長い期間美容師のことだけを考えていて「趣味も仕事も美容師」みたいな人たちであればまさに天職だと思いますがそんな人は美容師の中でも少数かもしれません。
僕の周りにも美容師一本みたいな先輩たちがたくさんいましたが昔からちょっと苦手…。
生き方の考えが根本から違うためか度々喧嘩になったりしてました(笑)若気の至りでしたね、お恥ずかしい(笑)
それでも美容師漬けの日々を経験して充実している感じもありました。
しかし、ふと「お店と家の往復ばっかで何か物足りない…。あれ?何のために働いてるんだっけ?」こんな風に思うことも多かったです。
仕事を淡々と日々こなすことだけが習慣化していることに気づいたときは虚しさを覚えました。
美容師はもっと自由であるべき
常に思っていたことですが「美容師はもっと自由であるべき」だと。
手に職もあるわけで限りある時間を有効に使える仕事であるはずです。
すっかり美容師の働き方として定着したフリーランスはこの問題を解決してくれる一つの答えでしょう。
お店に勤めていても週休2日制は定着しつつありますが土日休みという今までの美容院の常識を覆すことにチャレンジしている企業もいます。
まとめ
美容師もずっと若いわけではないです。
恋人ができてやがて結婚し子供ができれば子供の急な病気や運動会、授業参観に行ったりします。
そのときに「土日に休みくれだと?お店のかきいれどきに何言ってんだ?」はもはや通用しないと思います。
ダメと言われればそれをOKしてくれるお店に移ったりするはずです。
美容師も人間。人間として人生を謳歌する権利があります。
美容師だけやっていたい!という人たちがいる一方でいろんな仕事や世界を見てみたいと思っている美容師さんたちもたくさんいるはずです。
まずはお互いの考えの理解や働き方の選択などが必要でしょう。
美容師をする上での選択肢がもっと増え自由に時間を使える仕事になってほしいと願ってます!
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